デービット・アトキンソン氏が、
とある記事にてこんなことを言っていました。
皆さんはどのように考えますか??
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日本は2015年から2060年までの間に、
労働人口が約7700万人からやく4400万人に減少すると言われている。
そうなると、労働力の奪い合いが起き始める。
さらに、高齢化が進んでいくことで、
年金や医療費などの社会保障費の負担が増えていく。
その流れの中で各企業は、
一人当たりの負担額が大きくなることで、
給料を上げていく必要に迫られることになる。
その結果、
日本の全企業の99,7%を占める360万社の中小企業の中で、
高い賃金を払える企業が生き残り、
それ以外は消滅するか合併するしかない。
だからこそ、今の時点で各経営者は、
賃金を上げることを考え始める必要がある。
そしてそれと同時に、
払う賃金に見合った生産性を高めることを考え始める必要がある。
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実際、どうなるかなんてわからない。
ただ、働き手が減少していくことは確かだろう。
AIなどで対応していく仕組みも多く普及していくはずだ。
であれば、なおさら、
人間一人ひとりの能力の向上と発揮を導ける組織は
間違いなく強い組織になるはずだ。
そのために、
一人ひとりの幸福感を確保することは、
各企業にとって成す必要があるミッションの一つになるに違いない。
言い換えれば、学校教育においても、
個人や集団の中において、
一人ひとりの幸福感を高めることで生産性を高め、成果を生み出していくという
経験を積ませることが重要なミッションになる。
だから、今のうちから学んでおこう。
こんかいのブログは、そういった話だ。
《デービッド・アトキンソン氏》
小西美術工藝社の代表取締役社長
オックスフォード大学で日本学を専攻
日本在住30年
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