指導者からゴールまでの距離を告げられず、
ランニングしている人がいるとします。
10分ほど走った頃、
「あと何キロぐらいゴールに着くのでしょうか?」
と指導者に質問したとします。
そこで、2通りの応えがあったとして、
どちらの方がその後も頑張れるものだと思いますか??
A 『走っていればいずれ辿り着くから、気にするな。』
B 『今まだゴールまで4分の1しか走っていない。大体あと6キロだ。』
いかがでしょうか。
精神的に、どちらがきついものか想像することは容易いですよね。
人はもともと、
「頑張りたい」と思っていると、私は考えています。
しかし今回の例のように「先をイメージできているかどうか」は、
エネルギー発揮に大きく影響を及ぼすものだと思います。
もし「頑張ってもらいたい」と思う方が周囲にいるのであれば、
是非、現在地や目的地、そこまでの道のりなど、
「今頑張る価値」を感じてもらえるような
コミュニケーションを取ってあげてもらいたいと願っています。
まだまだ、学校でも職場でも家庭でも、
「A」のようなコミュニケーションをとってしまうこと、あるのではないでしょうか。
ちょっとした意識を変えることで、成果を大きく変える。
どのようなコトバを扱うか、伝えるか、
よくよく考えていきたいものですね^_^
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