主体性。
企業が求める社員の資質No.1ですね。
なのでな家庭教育においても、
何とか主体性を育んでいけたらと熱心な方も多くいると思います。
が、ついつい日頃の会話で、
お子さまの主体性を減退させてしまうことも少なくありません。
保護者の方からよく聞く悩みの一つに、
「うちの子ゲームばっかりしているんです」があります。
はい。ゲームに対して、バンバン主体性を発揮していますねw
そのお子さま、主体性はあります!間違いなく!
ただ、保護者の方としては、
「ゲームに主体性を発揮するんじゃないわよ!」って話ですね。
(ゲーム業界さんに少し失礼ながら…)
でも主体性って、
内から勝手に生まれてくる熱量みたいなものですからね。
大人でもコントロールするのが難しいのに、
小学生や中学生には少し酷かな、なんて個人的には思います。
じゃぁどうするの?
って話ですが、一つだけ提案したいことがあります。
それは、
ゲーム以外の「面白いこと」「はまっちゃうこと」に
『触れる機会を提供すること』です。
例えば、サッカー・野球・水泳などをやらせて、
「うちの子スポーツには全く興味がなくて」と言う方もいます。
が!!!
それは「スポーツ」という弾数が圧倒的に少ないですからね。
お子さまの「興味」というものにハマらないのも仕方ないと思います。
であれば!!!
例えば、アーチェリー、ハンドボール、ボルダリング、乗馬、競輪、ボウリング、ゴルフなどなど。
スポーツといっても、その面白みは多岐に渡っているので、
そこは保護者の方の視点を広げて機会を提供していきたいところです。
なんて感じるときがありますm(__)m
そのような機会提供が難しければ、
ゲームにハマるのは仕方ないと言いますか、
ハマる子を責めるのも可哀想かな、と私は思います。
ただ、機会提供の部分においても注意点が一つあります。
それは、保護者の方ご自身が
「新しいことに触れる機会を提供して《あげてる》」
と考えないことです。
そういった思考が保護者の方の頭にあると、
何かしらの見返り、例えば「楽しかった」「またやってみたい」のような
反応を欲しがる自分が生まれてくることになります。
何かしてあげてるよっていう人って、ちょっとウザいですよね?w
そのニュアンスが、
お子さまにとっては、いわゆる「ありがた迷惑」みたいな反応を生み、
保護者の方としては、「だったらもうどこも連れていかないから!」
みたいな負のスパイラル道場へ入門するはめになりますw
これは、お互いのためになりません。
ですので、
新しい刺激をつくる機会を提供することはとても良い試みだと思いますが、
そのときのスタンスにも注意を向けられると、なおよろしいかと思われます。
ということで!
主体性というやつを、家庭教育バージョンで少し考えていきました。
是非、各々でも主体性について
試行錯誤していく機会になれば幸いです。
それではまた^_^
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