唐突に筋トレの話になりますが、
似たような種目や強度でトレーニングを重ねていくと、
筋肉がその負荷に慣れてしまい、筋力の成長が見込めなくなります。
だからこそ、様々な種目を工夫して取り入れていくことが、
筋力を成長させるためには効果的な刺激と言われています。
このようなスポーツ科学の視点というものは、
人材開発の面においても類似点が多くあるように感じます。
数多く育児に関する書籍を出版されているアグネス・チャンさんは、
育児におけるルーティンというものに疑問を投げかけられていました。
その理由の一つに
同じことの繰り返しは人間の脳へ新たな刺激を与えることができないため、
脳が新鮮さを失い、新しい発想を生むなどの「想像力の育成」において効果的ではないということでした。
筋トレ含め、育児や人材育成においても
ルーティン(反復)自体は成長のために必要不可欠となりますが、
その「ルーティンの中身」に関しては新鮮さを失わないように、
様々なアプローチを学び、実践していくことが大切になるということです。
育児をされている方は我が子に対して、
どのような能力を育みたいとお考えでしょうか?
日頃継続されている大切なことの中身(ルーティン)について見直し、
新鮮さを持ち込めそうな部分はありますでしょうか?
食事の際のお皿やコップ、食べる場所、同じ食材でも料理法を変えてみるなど、
考え始めると色々と新しい刺激を生み出すチャンスに溢れていることに気づきます。
まずは、育児や教育に携わっている方自身が創造性を掻き立てるために、いつもとは違う道を歩いてみたりするなど、
いつもはしないようなことにチャレンジしてみることから始めてみても良さそうですね^_^
日常に「新鮮さ」を取り入れることで、
自分自身や我が子の「創造性」や「想像力」に刺激を与えてみてはいかがでしょうか。
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