【フットサル】フットサル元ブラジル代表キャプテンによるクリニックへ参加

マンツーマン(パーソナル)フットサル フットサル元ブラジル代表キャプテン「ヴェニシウス選手」とぺスカドーレ町田「ヴェニシウス選手」と

先日、錦糸町にあるSUMIDA FUTSAL ARENA(Fリーグ「フウガドールすみだ」の練習施設)にて開催された

フットサルクリニックに参加してきました。

 

クリニックの講師を務めた方は、ヴェニシウス(Vinicius Elias Teixeria)元選手。

 

  

なんとこの方……

 

・フットサル元ブラジル代表キャプテン(通算8年間歴任)

・ブラジル代表としてフットサルW杯で2度の優勝

・ブラジルリーグで5度、スペインリーグで4度の優勝

・その他ブラジル、スペインでの大会にて数々の優勝経験

・スペインリーグで2度の年間MVP獲得

・スペイン、ブラジルリーグにてベストファイブ(サッカーで言うベストイレブン)に選出

 

などなど

 

経歴を見ただけで異次元なプレーヤーであることがわかりますね…。

 

 

そんなヴェニシウスさんからフットサルを学ぶことができる…

楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。

 

 

2時間の中で行ったトレーニングは、ざっくりで以下のようなものでした。

 

 

1、対面パス

・2人組ダイレクト

 

2、縦関係3人組パス

・ターン

・ループパス

 

3、シュート

・コーナーからアラへパス、アラからダイレでピヴォ当て、落としシュート

 

4、ドリブルゲーム

・マンツーマンマークを事前に設定

・自分のマーク以外の選手のドリブルはカットできない(パスは除く)

 

5、ゲーム

・様々な制限付き(2タッチ、3タッチ、1タッチ、リターンなし)

・制限なしで勝負

 

 

あっという間の2時間。

プレーをし続けるというよりも、一つひとつ説明を通して学びを与えてくれたことは、

今回のような特別レッスンという意味では大変良かったです。

 

 

以下、印象に残っていること。

 

 

1、基礎トレーニングの価値

「このような単調なトレーニングは退屈に感じてしまう人もいるかも知れないが、手を抜くことなく真剣に取り組むことが大切だ。なぜなら、スペースが狭いフットサルにおいて、パスの精度やトラップの良し悪しが、周りの状況を確認する時間を生み出せるかどうかに大きな影響を与えるからだ。チームに良い判断とプレーを生み出すために必要なことが、一人ひとりの細かな技術になる。だから、基礎的なパスやトラップは大切に継続的にトレーニングしていく価値があるんだ。」

 

2、シュートに対する考え方

「皆さんのシュートを見て感じたことは、闇雲に打っているなということ。大切なことは、どこに打つかを自分で決めて、そこに打つことだ。インサイドからインフロントの辺りで、ファーサイドには巻く感じで、ニアサイドにもファーに打つ身体の向きと同様の姿勢で打つ。まずはコースありきで、その後に強さを付け加えていくことが大切だ。また、もしボールを足元の中心に置くことになり、ボールをズラす時間がないと判断した場合は、トーキックを活用してきた。」

 

3、局面ごとの打開策(引き出し=戦術メモリー)を予めいくつも持つ価値

自陣のアラでボールを受けるというシチュエーション一つに対して、様々な打開策と事前準備の選択肢について説明してくれました。

 

『ゴレイロ(GK)からアラ(サイドの選手)のポジションでボールを受ける、かつ相手が前からプレッシングしてきているシチュエーションでボールを受ける場合』での視点・思考について紹介していただきました。

・「大切なことは身体の向き。常に前線やコート全体を把握できる身体の向きを持ってボールを受ける準備をすることが大切だ。」

 

・「もし自陣深い位置でボールを受けることになり、かつプレッシャーがかなり強くきてしまった場合は、ダイレクトでボールをさばくことが必要となる。だから、アラでボールを受けるときは、ダイレクトでパスをどこに出すのか探し、予め決めた状態でボールを受ける準備を必ずしておくこと。」

 

・「もしゴレイロがボールをスローする前に相手がかなり寄せてきたら、相手の背中を取れば良い。常に駆け引きをすることを忘れないこと。」

 

・「アラでボールを受けて前を向く余裕があるのであれば、必ず前を向き、ボールを運ぶこと。相手は中か縦、どちらしか切ることはできない。ドリブルで縦に運ぶか、カットインするか、パラレラするのかディアゴナルするのか、相手を見て空いた方に進めば良いだけだ。」

 

・「フィクソにボールが入り、そこへのプレスが甘ければ、アラの選手は裏に抜けるのか、抜けるふりして足元で受けるのか等、好き勝手に駆け引きをして大丈夫。ただ、フィクソへのプレスが厳しい場合は、必ず安全なパスコースを作ることでサポートしなければならない。」

 

4、今日を大切にすることの価値

「日々の練習から、最後まで諦めない、劣勢な状況でもポジティブな思考で打開策を見つけていくというメンタル的なトレーニングを積み重ねておくことで、大切な本番の場面でも強いメンタルと言われるようなプレーをすることができる。試合中にどう考えるかというよりは、日々の練習でどのように考え、それを徹底して習慣にしていくということが大切なんだ。」

 

5、競争で生き抜くための考え方

「ライバルの長所と短所を知ることで、ライバルができないことを自分は強化していこうと考えてやってきた。良い選手がたくさんいる中で、自分の強みを認識し、それを徹底的に伸ばす努力。そして、他のプレーヤーができないことをできるようにする努力。それを積み重ねてきたと感じている。」

 

6、自分に合ったものを探す価値

「僕にとって良いやり方というものが、皆さんにとって良いかどうか、それはわからない。だからこそ、パスの蹴り方一つとっても、自分にとって一番やりやすいものは何なのか、練習を通して見つけていくことが非常に大切だ。」

 

「今まで出会ってきた指導者を振り返ってみると、2種類のタイプがいると感じる。一つは育成が得意な指導者。もう一つは、まとめるのが得意な指導者。」

指導者としても、自分の強みを認識し、それを磨いていく努力が大切なんだと、私は解釈しました。

 

 

本当に学ぶことが多い2時間になりました。

 

そんな今回のクリックを熱くサポートしてくださったのは、

Fリーグ「ぺスカドーレ町田」でプレーしているヴェニシウス選手でした。

 

やべっちFCのフットサル企画に何度か出場したことがあるので、ご存知の方も多いのではないかと思います。

感謝。益々のご活躍をお祈りしています!

 

 

今回、長年サッカーを続けてきた友人と一緒に参加しました。

 

その友人は最近フットサルというものを肌で感じる機会が少しずつ増えてきていますが、

「こういった個人戦術を学べる練習をもっともっと受けたかった。」と嘆いていましたw

 

 

サッカーの指導現場で大いに生かしていけるトレーニングや個人戦術、チーム戦術の考え方(引き出し)が、

フットサルというスポーツの中にテンコ盛りだと感じてなりません。

 

全ては「日本のFootballをより魅力的なものにしていくために」、

選手の能力を存分に引き出し育成していくトレーニングを共有していきたいものですね!