主体性を引き出すことは、あなたにもできる!

 

以前、高校教師として働く前のタイミングで、

「卒業式練習」の見学をさせていただいたことがありました。

 

 

約200名の在校生(1・2年生)たちが、来たる卒業式に向けて

合唱練習や基本的な礼法の練習をしていました。

 

 

すると、一人の教員が

 

『うるさいっ!!なんで黙って練習できないわけ!??』

 

といった罵声(指導?)を何度も何度も生徒たちに投げかけていました。

 

 

「いや……これで生徒たちの士気が高まっているのであれば問題はない」と私は考え、

生徒たちの表情を眺めていきました。

 

 

しかし、と言うべきか、やはり、と言うべきか……

 

 

生徒たちの表情は、完全にドンヨリとしたものでした。

 

 

「これは一体、なんなんだ?」

 

「誰の何のための時間なんだ?」

 

 

心の底から疑問が生まれるとともに、

 

「私はこんな教師にはならない!」と強い決意を抱いた忘れられない出来事となりました。

 

 

 

そして、その出来事から一年が経過したとき、

私は卒業式練習を指導する立場となっていました。

 

 

そこで特に力を入れたことは、卒業式練習の【導入部分】でした。

 

 

私が大切にしたいことは、在校生たち自身の主体性。

 

そのためにまず、「卒業式練習への意味付け」に時間をかけました。

 

 

 

「卒業式当日、皆自身がどのような気持ちになれたら、練習を重ねてきて良かった!になるのだろうか?」

 

「お世話になった先輩がいるのであれば、そんな先輩にどんな想いを伝えたいのだろうか?」

 

「その想いを言葉では伝えられない式典の中で、どのような方法で伝えようとするのだろうか?」などなど…

 

 

 

そして私は在校生に対して、

「今日よりも成長した自分自身に必ず出会わせる」ことを誓っていました。

 

 

こんなこと自分自身で話しても何一つ説得力はないのですがw、

 

その当時に流れていた空気や、彼らから感じる視線からは、「本物」の何かを感じていました。

 

 

  

そして、私自身の教育活動を肯定することができる、貴重な機会になっていました。

 

 

 

相手に「こんなことを頑張ってもらいたい!」や「あーじゃなくて、こーしてほしい!」など、

 

子どもたちと関わっていると(大人も同じですが)、色々な願望が生まれてくることと思います。

 

 

しかし、相手の行動をコントロールすることはそもそもできないですし、

コントロールしようとすると双方が疲弊していくことは間違いありません。

 

 

だからこそ大切になってくることは、

 

「相手の本音、ぶっちゃけの気持ちを理解する努力」

 

「その努力を相手に伝え続ける努力」

 

「相手の気持ちに寄り添うスタンスを取り続ける努力」など、

 

いわゆる「他者理解」がなによりも重要なポイントになると思っています。

 

 

そして、「楽しい時間」と思ってもらうための「ユーモア」は、

欠かすことができない超重要ポイントだと思っています。

 

 

一体何が面白くて

「気をつけ」や「着席」を繰り返し練習するんでしょうか??w

 

 

それを「面白い」と感じてもらう「ユーモア」。

想像以上の破壊力があります^_^

 

あの「うんこドリル」も、そういうことだろうと思います。

 

 

 

ということで!!

 

子ども(部下)の主体性発揮を手助けしていくということを、

決して諦めないでいただきたい!ということですw

 

 

諦めるというのは、冒頭でお話した私の経験である

主体性を奪い、無理やり「やらせる」という対応のことです。

 

 

主体性を引き出す関わりを学び、試行錯誤していくことさえすれば、

誰にだって主体性を引き出すことは「できる」と私は信じています!!

 

 

そのために『一人ひとりに「教育力」を』届けていけるよう、

これからも精進していきます!!!