ヴィッセル神戸の躍進に隠された秘密

 

昨シーズンのヴィッセル神戸は、話題に尽きないシーズンとなりました。

 

チーム史上初のタイトルとなった「天皇杯優勝」!

そして、先日行われたリーグ覇者との直接対決となる「富士ゼロックススーパーカップでの勝利」!

 

 

「選手補強がすごかったからね」と感じていた方もいたと思いますし、

もちろんそれもあると思います。

 

 

しかし、それに加えて「チームビルディング」をチームに取り入れたことが

チームを大きく変えたと、三浦淳宏チームディレクターは語られていました。

 

 

チームビルディングとは?

その内容や効果とは?

 

 

今回のブログでは

そのあたりを整理していきたいと思います。

 

 

とその前に…

 

  

まずは選手補強について簡単に振り返っておきたいと思います!

 

 

■元々所属していた選手

・イニエスタ選手(元スペイン代表)

・ポドルスキ選手(元ドイツ代表)

 

■シーズンはじめに加入した選手

・ダビド・ビジャ選手(元スペイン代表)

・セルジサンペ―ル選手(元バルセロナ所属)

・山口蛍選手(日本代表)

・西大伍選手(元日本代表選手)

 

 

これはすごいシーズンになるのでは?

とJリーグファンの期待が高まっていきました。

 

 

しかし、リーグ中盤までに7連敗を喫するなど、

このビッグネームに反して成績は振るわず、監督は交代。

 

そして監督の交代とともに、さらなる選手補強が行われました。

 

 

■7連敗後に加入した選手

・フェルマーレン選手(ベルギー代表、元バルサ所属)

・酒井高徳選手(元日本代表)

 

 

にわかJリーグファンの私としても、驚き続けた選手補強。

 

このあたりからチームは勝ちを重ねるようになり、

一時は16位まで落ち込んだものの、最終的にはリーグ成績を8位で終えることになりました。

 

 

そしてチームは日に日に熟練度を増し、元旦に開催された天皇杯決勝にて、

念願の初タイトルを獲得するに至りました。

 

 

シーズン中盤から終盤にかけて、明らかな躍進を遂げたヴィッセル神戸。

 

この要因に、冒頭でも記載した、

選手補強だけではない、「チームビルディング」が大きく関わっていたとのことでした。

 

 

チームビルディングとは、

メンバーの多様性を活かしながら、相乗効果を生み出していくこと。

 

 

このように語り、チームビルディングをヴィッセル神戸のためにチャレンジされた方が、

JFAのS級ライセンスの講習会での講師を務めるなど、

組織づくりのプロとしてご活躍されている福富信也氏(東京電機大学の教員)でした。

 

 

結果、ピッチ内外での選手同士のコミュニケーションが明らかに活性化し、

上辺だけの仲の良さみたいなものがなくなり、良い競争が生まれていったそうです。

 

 

福富氏はチームビルディングにとって重要なポイント

「4つ」あると言います。

 

 

1、ナビのセット

 

チームとしての目的を明確にセットしていく。

また目的は、勝利の先にあるものにする。

そこまでのプロセスにはある程度の自由度は持ちながらも、共通認識を生み出す。

 

 

2、こころの安全

 

発言しやすい環境づくりが大切。

人は自分にはない良い考えを持っているというリスペクトの精神もベースに必要。

皆の想いをしっかりと出し合うことで全体像を把握し、

その上でチームとしてどのような決断をしていくのかということが重要。

 

 

3、納得感

 

多様性に富んだ意見が出るようになっていくと、収集がつかなくなることが懸念される。

だからこそ、納得感を持てるように導いていくことも時には重要。

 

 

4、決断と責任(特にリーダーが)

 

うまくいったら皆のおかげ、失敗したらリーダーの責任。

リーダーの能力がチームの成果の限界にしてはいけない。

 

 

 

選手一人の力では結果は出すことはできない。


ヴィッセル神戸の躍進にはこのように、チームビルディングという大きな秘密が隠されていたようです。

 

 

  

ご家庭やその他組織においてチームビルディングを導入するとしたら、

「ナビのセット」「こころの安全」「納得感」「決断と責任」はどのように生み出していきますか??

 

 

成果に繋がる組織づくりを、家庭づくりや組織づくりに活かせる部分、

たっくさんあると思います^_^


改めて、家族のこと、組織のメンバーのことを考える機会になれば幸いです。