「 Take & Give 」としては、世の中に知れ渡っていませんね。
「 〇〇と〇〇」なわけですから、その順番が極めて重要なわけでもなさそうですが、
決してこの順番が反対になることはないわけです。
それほどにも「先に与える」ということが重要になってくるということを
教えてくれているのだと思います。
2018年10月21日に届けられた朝刊の表紙に、とある広告が印刷されていました。
しかもその広告の文字面はとても見づらいもので、
新聞を横にして読まないと読みづらいように書かれていました。
「なんだこれは?」
「印刷ミスなのか?」
しかし、内容を読んでみると、
特定の方に向けた感謝のメッセージであることがわかりました。
メッセージの全文はこうです。
『今日は新聞配達の日。おはようございます。寒くなってきましたね。
カブは相棒としてしっかりやっていますでしょうか。
今日の配達も、お気をつけて。(HONDA)』
この一見読みづらい広告は、
毎日スーパーカブに乗って新聞を配達してくれている従業員に向けた
「Honda」からの労いのメッセージでした。
新聞配達をする準備として、新聞を横にしてチラシを入れ込んでいくそうです。
だからこそ一般の方とは違い、
今回の広告は新聞配達員にとって「とても読みやすい広告」となり、
その想いがしっかりと届いたとのことでした。
この広告を受けて、
とある新聞配達員の方はこのように語られていました。
『今日はいつもとは違う特別な気持ちで新聞を届けることができました。』
想いを受け取ることで、より想いを込められるようになる。
心遣いを受け取ることで、より心遣いをするようになる。
まずはこちらから、想いを届けること、心遣いを届けること。
そんなことを改めて感じた、人間らしい素敵なエピソードでした^_^
ご家庭内においても、「挨拶」や「生活習慣」など、
様々な面で「子どもに改善してもらいたい」とお考えのことってありませんか??
今回のエピソードを踏まえ、いかがでしょうか。
相手に求めることは、まずこちらから相手に届ける。
まだまだ自分からできることが、あるかも知れませんね^_^
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