ドイツに学ぶ【英語力向上】の本質的な考え方

英語教育から本質思考を学ぶ「コーチング」

ドイツにおける英語力向上の背景から、

『物事を本質的に捉えることの大切さ』について考えていきたいと思います。

世界から見た日本の英語力

2020年度から大学入学共通テストで、英語の民間試験が導入される予定でした。

 

しかし、様々な課題を乗り越えることが難しくなり、

2024年度からの導入へ延期されることになりましたね。

 

この件についてはひとまず横に置き、

根本的に「日本の英語教育が機能していない国の一つである」という点を見つめていきたいと思います。

 

  

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の発表によると、

国際的な英語力検定において「日本は常に最下位グループ」に属し、

 

TOEICにおいては

【日本の平均スコアが「520点」】に対し【韓国の平均スコアが「673点」】と

 

「150点」以上の差をつけられています(もちろん韓国との勝ち負けではありません)。

 

 

このランキングにおいてトップの国は「ドイツ」で、【平均スコアが「798点」】。

圧倒的な違いがあることに驚かされます。

 

 

とはいえ、ドイツがもともと

英語力の高い国であったわけではないそうなんです。

 

ではなぜ、世界で最も英語力の高い国にまで、成長することができたのでしょうか?

ドイツが世界一の英語力を手にした理由

1990年代、ドイツ内にあるいくつもの大手企業が、アメリカ企業を買収するという事例が続きました。

 

しかし、ことごとくこれらの買収は失敗に終わります。

 

その理由が…

 

「英語でアメリカ企業をマネジメントできない」というものでした。

 

つまり、マネジメントレベルの社員が英語を話すことができなかったため、

アメリカ企業の社員とうまく協働できなかったというわけです。

  

 

そこからドイツ国内において

 

「英語でマネジメントできない人間を役職者にしない」という方針が、

国内企業に浸透していきました。

 

  

そうなると、いくら大手企業に入社したとしても「英語力が不足」していたら出世できないということになり、

そこから急速に、各家庭が子育ての段階から英語教育に力をいれるようになっていきました。

 

 

つまり、「進学や就職の入口」で英語力が必要になったから、

「英語を熱心に勉強する文化が生まれた」わけではなく!

 

「キャリア形成」において英語力が必要不可欠になったから、

「英語を熱心に勉強する文化が生まれていった」わけでした!

 

 

企業としての動きが、国全体の英語力を高めることになったわけです。

今こそ日本で英語教育を推進する価値を見つめ直したい

このように、国として英語力を高めてきたドイツを一例に考えてみると、

「そもそも、なぜ英語力の向上を日本が目指しているのか?」が見えてきます。

 

 

これからの日本では、「少子高齢化社会」「働き手の人口減少」「働き手の高齢化」が

顕著に現れていくのはもはや間違いありません。

 

そうなったとき、諸外国の人材との連携、ひいてはマネジメント能力が

多くの日本企業において欠かせない能力になってくるはずです。

 

 

翻訳機能の発展等が英語力の基礎スキルを補ってくれることも間違いないと思いますが、

「人材マネジメント」というのは「人の感情」をも扱っていく領域になります。

 

 

理解できる、伝えられる、だけではマネジメントを成功させることは困難です。

 

 

日本企業として、そのようなピンチになったときに英語教育の強化に動いたところで、

現代の変化スピードを考えると、当時のドイツのようにうまく対応していくという発想では手遅れになりかねません。

 

ドイツの事例をもとに、

 

英語の民間試験の導入がどうこうという問題に目を向けるのではなく、

そもそもの英語教育について今一度考えてみたいものです。

「目的」から逸れない「思考力」を「対話」によって活性化させる

上記にあるような英語教育も然り。

 

何事も目の前のことに意識やエネルギーがとらわれ、

そもそもの価値や目的を見失う中で議論を進めていくことが多くあると思います。

 

それは、企業でも、学校でも、家庭でも、です。

 

  

だからこそ、自分の頭の中で生まれるクエスチョンのクセから抜け出し、

「自分自身の思考にイノベーションを生み出すこと」に価値があるのだとつくづく感じます。

 
 

そして、多くの人がその価値に気づいたとき、

本来の「目的」から逸れない「思考力」を「対話」によって活性させられる存在で私がいられるように、

着実に腕を磨いておこうと改めて感じました。

 

是非、「そのとき」が来た際は、お気軽にお声がけくださ^_^

あなたの頭の中にイノベーションを起こすマンツーマンコーチングセッション「マイコーチ」

参照:PRESIDENT 2020.4.3号 インタビュー「ビジネス・ブレークスルー大学学長 大前研一氏」