今回の内容は、小学生~高校生のお子さまを持つ保護者さまを
少し不安な気持ちにさせてしまうかも知れません…。
ただ、その不安に対して「こうやって立ち向かっていきましょう」という
お話もしていきますので、最後までお読みいただけたら嬉しいです。

そもそも、なぜ「大学入試制度」は変化するのか?
これはもはや言うまでもなく、「グローバル化の加速」、「働き方の変化」、「AIの進歩」等が影響し、
「社会で求められる人材像」が従来から重要視されてきた「知識やスキル」とイコールでなくなってきているためです。
そして、止まらない「少子高齢化」の影響もあり、
大学側もより社会に出てから活躍できる人材を輩出したいと考えているわけです。
大学運営も奉仕活動ではないので当然のことです。
そう考えたとき、大学側としては
「大学卒業後、つまり社会で活躍することに目的意識を持っていて、そこへ向けて大学生活を過ごす学生」
に所属してもらいたいと思いますよね。
では、そのような「明確な目的意識」を持った学生に入学してもらうためにどうするのか?
まさにその答えこそ「大学入試改革」が行われる最大の目的であると考えています。
これからは「生き方」が問われる
今まで一般入試と言われていたものは「一般選抜」という表現になりますが、
これは学力テストだけではなく、調査書や志望理由書などが取り入れられていきます。
また、今までのAO入試にあたる「総合型選抜」の割合が
かなり増えていくことが予想されています。
なぜなら、志望理由書だけでなく、小論文やプレゼン、口頭試験などを実施することで
- 大学の方針や文化を理解しているかどうか
- どのような目的意識を持って学生生活を送りたいと考えているのか
- 大学卒業後のキャリアをどのように考えているのか等
これらを細かく確認した上で、合否を出すことができるようになるためです。
また、そこで語られたビジョンが「どれだけ実現性が高いものなのか」ということも
高校生活におけるチャレンジや成果、そこからの学び等から判断していくことができます。
このように、より成果を出してくれる可能性の高い学生を厳選し入学させることで
大学側は大学の価値を高めていく、ということが予想されます。
まさに、「生き方」が問われる時代に突入していくわけです。
自分の「生き方」について一貫性を持って語れる力
そうなってくると今までのように、高校3年生になってから一気に受験勉強で巻き返すといった
学力強化に偏った受験対策では不十分になっていくことは間違いありません。
- 高校生活でどのようなことにチャレンジをして、どのような成果を上げたか?
- そもそもそれはなぜチャレンジしたのか?
- 具体的にその経験から何を学び、その学びを大学生活ではどのように活かしていきたいのか?
- なぜ数ある大学の中で志望しているのか?等
この辺りのことを論理的に、
一貫性とリアリティを持って語れることが必須の能力になっていきます。
しかしそうなると、ふと思うことがあります。
「高校に入学してから考える」で、本当に大丈夫なのか?ということです…。
様々な経験や出会いによって自分のビジョンは変化していくということは大前提に考えた上でも、
これらの視点を持って「生き方」について考えることは、早いに越したことはないでしょう。
だからこそ、今までであれば大学に行きながら「発見すれば良い」と考えられてきたものが、
かなり早い段階から子どもたちに考える機会を提供し、手助けしていくことが求められています。
このような近未来に向けて、子どもたちとはどのような関わりが大切になっていくでしょうか。
保護者としてどのような機会や環境を整えることが良いのでしょうか。
「思考力を育む」=「生き方を考える」ということ
私の結論は「思考力」を活性化させるために、
対話を繰り返ししていける信頼できる大人の存在が重要だと思っています。
子どものことを最も理解し、愛情を傾けているのは
間違いなく保護者だと思います。
ですので、保護者が子どもたちと日々対話を通して
「思考力」を活性化してもらえたら最高だと思っています。
ただ、保護者だからこその難しさがあるでしょうし、子どもからすると、
保護者でないからこそ対話を通して矢印を自分に向けられるということもあると思います。
そこに必要性を感じているからこそ、
私は「子ども向けオンラインコーチング」を実施しています。
まずは、日常生活に存在している素朴な「なぜ?」と向き合っていくこと。
そして、自分自身の興味関心事に対する「なぜ?」を繰り返していくことで、
より達成感や成長実感、知的好奇心に刺激を与え、主体性を加速させていく手助けを行っています。
まとめ
今まで述べてきたように、これからは間違いなく「思考力」と「行動力」が必要とされ、
高校生活や大学生活の中で自分なりに工夫や努力を重ねた上での「成果」を生み出す経験と
それを表現する能力が必要不可欠になっていきます。
「学力という評価基準に縛られる」以前である「小学生」という早い段階から
「思考力」を鍛えるための「なぜ?」を持つ習慣づくりを、私は多くの子どもたちに届けていきたいと思っています。
もしご興味がございましたら、まずはお気軽にご質問等お問い合わせいただけたらと思います。
長文の中、最後までお読みいただき、心から感謝いたします。
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